2021年度「こどものともセレクション」年間ラインナップは?福音館の月刊絵本

2021年度「こどものともセレクション」年間ラインナップは?福音館の月刊絵本

2021年度も、福音館書店(こどものとも社)の月刊絵本の申し込みがスタートしています。

中でも気になるのが、幼稚園や保育園で配られるチラシ限定販売の「こどものともセレクション」「えほんのいりぐち」ではないでしょうか。

「チラシが手元にない…」「申し込む前に内容を確認したい」という場合もあるでしょう。

ここでは、2021年度の「こどものともセレクション」の年間ラインナップをザッと見ていきます。

▼「えほんのいりぐち」の年間ラインナップはこちら▼

福音館の月刊絵本「こどものともセレクション」って何?

数ある定期購読や月刊絵本の中でも人気があるのが、絵本の老舗・福音館書店(こどものとも社)が毎月発行する「こどものともシリーズ」です。

年度初めに通園先でチラシが配られるほか、福音館書店の公式ホームページからも申し込むことができます。

福音館の月刊絵本には「こどものとも」「かがくのとも」など、さまざまなシリーズがありますが、毎年、特に注目されるのが「こどものともセレクション」です。

注目される理由は、主に2点あります。

まず「こどものとも」「かがくのとも」の通常シリーズは、新作絵本がペーパーバック絵本として刊行されていますが、こどものともセレクションでは、既にハードカバーとして出版され、書店に並ぶロングセラーや人気作品がラインナップされています。

つまり、こどものともセレクションを注文すれば、本来ならハードカバーでしか買えない人気の絵本をペーパーバック絵本で手に入るというわけです。

また、こどものともセレクションは、幼稚園や保育園で配られる「チラシ限定」で販売されています。

絵本の内容もあいまって、この「園でしか買えない」というプレミア感がまた魅力的なのです。

2021年度「こどものともセレクション」年間ラインナップ

そんな「こどものともセレクション」の2020年度のラインナップを見ていきましょう。

画像リンクは、ハードカバー絵本ですが、実際のシリーズはペーパーバック絵本になります。

内容は同じですので「書店に行って確認する余裕がない…」という人も、参考にしてみてください。

4月号「ぞうくんのあめふりさんぽ」

作、絵:なかのひろたか
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

今日は雨降り。それでもぞうくんはごきげん。かばくんを散歩に誘うと、お池の中ならいいよ、と言われ、2匹は池の中を歩き出します。ところがお池はだんだん深くなって、泳げないぞうくんは困ってしまいます。するとかばくんがぞうくんを背中に乗せてくれたのですが、進んでいくとまたまたお池は深くなって……。ご存じ『ぞうくんのさんぽ』の36年ぶりの続編です。簡潔な文章と抑えた表現の絵が、子どもたちの想像力をふくらませます。

福音館書店公式ホームページより

5月号「そらいろのたね」

文:なかがわりえこ
絵:おおむら ゆりこ
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

ゆうじが模型飛行機を飛ばしていると、きつねがやってきて「そらいろのたね」と模型飛行機を交換することになりました。そらいろのたねを植えて水をやると、なんと空色の家が生えてきたではありませんか! 空色の家はみるみるうちに大きくなり、たくさんの動物や鳥や子どもたちの楽しい遊び場になります。しかし再びやってきたきつねが、みんなを追い出して空色の家を独り占めしてしまいます。きつねが家にはいると、空色の家はさらに大きくなって……。

福音館書店公式ホームページより

6月号「はじめてのおつかい」

作:筒井頼子
絵:林明子
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに出かけます。自転車にベルを鳴らされてどきんとしたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続です。坂をあがると、お店につきました。お店にはだれもいません。みいちゃんは深呼吸をして、「ぎゅうにゅうください」と言いました。でも、小さな声しかでません。お店の人は、小さいみいちゃんには気がつかないみたい……。小さな女の子の心の動きを鮮やかに描いた絵本です。

福音館書店公式ホームページより

7月号「しょうぼうじどうしゃじぷた」

作:渡辺 茂男
絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:4歳児~

高いビルにはしごをのばして火を消すことのできる、はしご車ののっぽくん。たくさんの水で激しい炎も消すことのできる高圧車のばんぷくん。けが人を運んで助ける救急車のいちもくさん。大きくて立派な働きをするみんなは、いつも小さな消防自動車じぷたを「ちびっこ」あつかいしていました。でも、道がせまい山の中で火事がおこりました。このままでは山火事になってしまいます。そんなとき、出動を命じられたのはなんとじぷたでした。

福音館書店公式ホームページより

8月号「おばけのおつかい」

作者・画家:さとうわきこ
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

おばけ家族は、日曜日、くものす森に大好物のくもの巣をとりにきました。たくさんとれたので、おばけの姉弟さくぴーとたろぽうは、二人だけでおばあちゃんの家に届けに行くことになりました。無事におつかいができると、今度はおじさんの家にきのこを届けに。ところが家を間違えてしまい……。

福音館書店公式ホームページより

9月号「ゆうびんやさんのホネホネさん」

作、絵:にしむら あつこ
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

ギコギコキーと自転車をこいで、ホネホネさんは、村の動物たちに郵便を届けます。夏休み前、みんなは夏の旅行のお誘いの手紙を受け取ります。トリオくんはカモメさんから氷の山へのお誘い、ニョロコさんはワニオくんからジャングルおしゃれコンテストへのお誘い、ブタヤマさんの子どもたちは山のイノキチからの花火大会お誘い、池のナマズさんはアンコウさんからの海へお誘い。そして夏休み、みんなはそれぞれの旅へ出かけます!

福音館書店公式ホームページより

10月号「かばくん」

作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

動物園に朝が来ました。ねぼすけのかばくん親子のところに、かめくんを連れた飼育係の男の子がやってきます。「おきてくれかばくん」。今日は日曜日。動物園は大にぎわい。水からあがったがかばくんが姿を現すと、動物園に来ていた子どもたちはびっくり。やがてご飯の時間、かばくんはキャベツをまるごと一口でぱくり。食べた後はごろんところがっておやすみなさい……。シンプルで詩的な文章と、キャンバスの地を活かした油絵が、大きくてユーモラスなかばの姿を生き生きと描きます。

福音館書店公式ホームページより

11月号「あな」

作:谷川 俊太郎
画:和田 誠
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:4歳児~

日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘り始めます。途中、おかあさんやいもうとのゆきこ、となりのしゅうじくんやおとうさんがやってきて、いろいろなことを言います。でも、ひろしはただ穴を掘り続けます。あなの中に座り込むと、静かで、土はいいにおいがしました。ひろしは思います。「これはぼくのあなだ」。穴から見上げる空はいつもよりもっと青く、高く思えました。そして、穴から出たひろしは……。

福音館書店公式ホームページより

12月号「ぐりとぐらのおきゃくさま」

作:なかがわ りえこ
絵:やまわき ゆりこ
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を見つけました。足跡は森をぬけ、原っぱを通り、ぐりとぐらの家まで続いていました。ドアを開けると玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、そして赤い帽子がかかっています。いったいだれ?そのときいい匂いがしてきたので、台所にいってみると、そこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って、待っていました。ぐりとぐらのクリスマスの絵本です。

福音館書店公式ホームページ

1月号「だいくとおにろく」

再話:松居 直
画:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:4歳児~

何度橋をかけてもたちまち流されてしまう川に、橋をかけるよう村人に依頼された大工が、川岸で思案していると、鬼が現れて、目玉とひきかえに橋をかけてやるといいます。いいかげんな返事をしていると、2日後にはもうりっぱな橋ができあがっており、鬼は目玉をよこせとせまります。「おれのなまえをあてればゆるしてやってもええぞ」と鬼がいうので、大工は……。日本の昔話の絵本。

福音館書店公式ホームページより

2月号「そりあそび」

作、絵:さとう わきこ
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳児~

雪が降る寒い日、ばばばあちゃんがストーブにあたって編み物をしていると、動物たちが寒い寒いといって、部屋に入ってきました。ばばばあちゃんはみんなであったまろうと、ベッドの上でトランポリンを始めますが、ベッドの脚が折れてしまいます。そこでこんどはベッドの脚を切ってスキーをつけ、そり遊び。ばばばあちゃんは真冬も元気に遊んで、その後はとっておきの場所でお昼寝……。

福音館書店公式ホームページより

3月号「こすずめのぼうけん」

作:ルース・エインズワース
訳:石井桃子
画:堀内 誠一
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:4歳児~

子スズメはお母さんから飛び方を教わりました。羽根をぱたぱたやっているとちゃんと空中にういているので、子スズメはおもしろくなってどんどん遠くまで飛んでいきました。そのうちに羽根が痛くなったので休もうと思いましたが、ようやく見つけた巣にはカラスやヤマバトやフクロウがいて、中に入れてもらえません。やがてあたりは暗くなって……。骨格のしっかりした物語絵本です。

福音館書店公式ホームページより

2021年度「こどものともセレクション」まとめ

ロングセラーの名作から、比較的新しい人気作品まで、個性豊かな12冊がラインナップされています。

子どもの成長はあっという間ですから、対象年齢より低い年齢であっても、揃えておいて損はないでしょう。

図書館で借りるのもいいけれど、良い絵本はいつでも手に取れるようにしてあげたいものですよね。

また、こどものともセレクションにラインナップされているような作品は、丈夫で長持ちするハードカバー絵本で揃えてあげるというのもひとつの手です。

チラシから申し込めない場合、一般販売されているハードカバー絵本を検討してみるのもよいでしょう。

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