英語の感覚を身につけるのに「英語絵本」は非常におすすめです。
良い英語絵本を読み聞かせることは、英語力だけでなく、子どもの心を育ててくれます。
でも「英語絵本ってなんとなく苦手・・・」そんな風に感じる方も多いのではないでしょうか。
親がそんな風に感じていると子どもにもなんとなく伝わってしまうものなので、親子で楽しく英語学習できるような絵本があったらいいですよね。
無理なく英語を取り入れるのに最適な絵本はあるのでしょうか。
今回は、2019年1月に出版された、英語絵本「Flower Trail はなのみち」をご紹介します。
英語教育には絵本がいいって本当?
英語は、2020年から小学校の授業で本格的に導入されることから、注目されている知育のひとつです。
「幼児期から英語学習をさせたいな」
「うちも英会話教室に通わせたほうがいいのかな」
と考える親御さんも少なくないでしょう。
英語学習にはさまざまな方法や教材がありますが、自宅でできる英語学習といえば「英語絵本」の読み聞かせです。
しかしながら「英語絵本」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?
日本語の絵本がたくさんある一方で、英語の絵本は都内の大きな書店でさえ、片隅に小さなコーナーが設けられているだけ・・・という場合も珍しくありませんよね。
書店や図書館などで見つけても、どれも文章が長くて難しそうな絵本ばかり…という印象を受けることもあるでしょう。
短くシンプルなストーリーで文章が少なく、子どもと気軽に楽しめる絵本があったら理想的ですよね。
英語絵本の選び方
はじめて英語絵本を読み聞かせるとき、選び方のポイントは主に4つです。
まず「文章量が少ないこと」。
絵本を開いたときに英語の文字がズラーッと並んでいたら、それだけで敬遠してしまうものです。
全体の文章量が少ない、短めのストーリーがおすすめです。
次に「一文が短いこと」も大切になります。
文章量と同様に、気軽に読み聞かせできるようにということです。
さらに「優れた絵」も感性を育てるのに欠かせないポイントになります。
心が豊かになるようなきれいな絵が描かれた絵本は、それだけで手に取りたくなりますよね。
これらは日本語の絵本にも共通しているポイントですが、英語絵本を選ぶのには、もう1つ欠かせないポイントがあります。
それは「音読を助けてくれるCDつき」であること。
英語に苦手意識がある場合に、英語の音読が聴けるCDがあれば、読み聞かせをかなりの部分で助けてくれることは間違いないです。
では、4つのポイントをクリアした絵本を見ていきましょう。
英語版いわさき名作えほん「Flower Trail はなのみち」
作者:岡 信子
画家:土田義晴
英訳:Soshi Uchida
出版社:岩崎書店
出版年月:2019年1月
岩崎書店のロングセラーとして人気のある「はなのみち」の英語版はおすすめです。
光村図書の国語教科書(小1・上)に掲載されていることでも知られており、シンプルで感動的なストーリーが評価されています。
絵本は、かんたんな単語とやさしい文法で構成されています。
バイリンガルであるSoshi Uchidaさんが英訳を担当しており、良質で完成度が高い英語絵本となっています。
また、この絵本にはCDが付属しています。
音読のナレーションを担当しているのは、英訳担当のSoshiさんのお母様でネイティブのHelene Uchidaさん。
やさしい声で、聴きとりやすいCDとなっています。
Heleneさんは、日本で子どもたちに英語を教える教師だそう。
日本人英語ではない英語を実現しながら、日本で生まれたこの物語を深く理解している面もあわせもっているのです。
さらに、土田義晴さんのあたたかい絵は英語版でも変わらず。
物語と絵柄がこんなにもマッチしている作品は、なかなかお目にかかれないものです。
感性が磨かれるような美しい絵は、子どもの心を豊かにしてくれるでしょう。
光村図書の国語教科書(小1・上)掲載のロングセラー「はなのみち」が英語になった!易しい英単語と文法、短文テキストで英語学習の導入に最適。音読を助けるCDつき。
出版社 岩崎書店公式HPより引用
絵本「はなのみち」を英語で感じよう
頭だけでなく「心」で感じられる英語絵本というのは、意外と少ないものです。
英語絵本「Flower Trail はなのみち」で、英語のイメージを楽しくしてしまいましょう!